美濃焼「どんぶり」展がスタート!

date. 2024/10/05

いつもありがとうございます。

 

アクタス富山店です。

 

先月の夏日から打って変わって、寒い日が続くようになりましたね。

 

寒い日には温かいスープやうどんが食べたくなります。

 

アクタスでは、麺類もスープ類ももちろん丼ものも、ぴったりな「どんぶり」を集めたイベントを開催中。

 


 

ちなみにどんぶりは全て岐阜県生まれの「美濃焼」

 

岐阜県東濃(とうのう)地方で1300年以上前から製造されている陶磁器を指します。

 

美濃一帯は世界でも有数の陶土の産地と言われ、

 

大小様々な窯からなる美濃窯ではいくつかの小産地が連なり一つの窯業地を形成しています。

 

中でも「どんぶり」はかつて僧たちが米の上に惣菜を乗せた精進料理「ほうはん」が起源。

 

江戸時代になると、せっかちな職人たちが気取らずかきこめる丼物がもてはやされるようになり、

 

現代においては、忙しい日々の時短料理やひとつの器で色々楽しめる手軽さから

 

海外にも紹介されるようになりました。

 

今日はスタッフSがおすすめのどんぶりをご紹介いたします。

 

【高台どんぶり 呉須更沙】


 

小ぶりながらも高めの高台が上品な小丼は、お粥や季節の炊き込みご飯、少し食べたい夜食など多様に使えるうつわです。

職人による手描きの染付に、貫入釉(釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のひび模様)を施すことで出るやわらかな風合いが特徴。

 


和食はもちろん、フォーなどエスニック料理にもいいですね。

 

【蓋付どんぶり】


 

蓋を開けるとふわっと広がる香ばしい香り。ぱっと思い浮かぶののはやはり「うなぎ」ですね。

 

買ってきたウナギのかば焼きでも、どんぶりに盛り付けるだけでぐっとお店のように。

 

湯気がどんぶりをさらにおいしくさせます。

 


 

ホワイト×ブルーでさわやか。和食器をあまり持っていない方も挑戦しやすい柄です。

 

【丸どんぶり 粉引】

 


思わずうどんや蕎麦を作りたくなる、食べたくなる温かみあふれるどんぶり。

 

どっしりと安定感ある形に、手の込んだ伝統的な技法で大胆なデザインを施しています。

 

赤土に撥水で紋様を手描きし、白化粧をかけて仕上げています。

 


 

持っていただくとわかる、美濃焼の土の温かみを感じます。

 

袋入りのうどんや、おそば、ラーメンなどをご家族で半分にされるときにぴったりなサイズ感です。

 

【鈴木陶苑/土岐市下石】


 


 

親子二代に渡りこつこつと陶器を焼き続けている窯元。

 

温かみのある淡い土色をした生地に粉引や黒十草・三島・塗り分けなどの多種多彩な技術と手仕事を施しています。

丁寧に一点一点製造される器は、温かみにあふれています。

 

和にも洋にも合わせやすい柄ですので、煮物を入れたり、サラダボウルにしたりと用途は様々。

 

 

ぜひみなさまの「どんぶり」アイディアもお聞かせください。

 

店頭でお待ちしております。